仕掛けづくり
遊休資産の有効活用

物価高騰と併せて言われるのが、輸送費の高騰。医薬品や診療材料、機械の運搬に酸素のタンクローリー運搬まで輸送費の上昇の影響がある。 発端は「2024年トラック問題」。 医師の働き方改革と同じようにトラックでも上限規制が厳し […]

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病院経営
適切な看護師数の把握

病院の経営が物価高騰、輸送費高騰の影響を受けるなかでも、やはり構造的に問題となるのは人件費率。労働集約産業であるために、人件費の占める割合がとても他業種より多いことは前に述べた。 中でも最大の勢力は看護部。 国の基準では […]

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仕掛けづくり
病院グループの医療機器購入

CT、MRI等高額の医療機器と呼ばれる類のものは病院グループの本部で交渉をすることにしている。これらのものは一度購入すれば10年ほどはもつ。放射線技師にとっては、自らが務める病院で、長い社会人生活のなかでもCTなどを購入 […]

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病院経営
重症者等療養環境特別加算

重症患者用の個室、2人室としてナースステーション前などにある観察部屋には、表題の加算が算定できることになっている。 施設基準として、届出病床数が一年間の直近の入院患者数の、8%とあるが、過去の改定で言及なく計算式がしれっ […]

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病院経営
有料個室の徴収率

病院には特別療養環境室(差額ベッド)を徴収する個室や2人部屋などがある。全体の病床の5割など、開設者により定められた割合の範囲で差額ベッドを徴収することができる。 今、物価高騰で病院経営が極めて厳しく、原価コストが上がっ […]

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制度
慌てた国の施策 滞る導入

マイナ保険証の導入と電子処方箋の導入、完全に国の対応は後手後手だ。2024年の診療報酬改定の目玉としてDX推進体制整備加算を新設、医療機関に点数を渡すことで導入を計ったが、マイナ保険証利用割合は全国の病院で瞬間風速で28 […]

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病院経営
病院予算の作り方

来年度の予算を策定し、固めていく時期だ。 各病院は来年度の事業計画を立て予算の策定を行うが、長年見てきて、当たり前のことだが当たり前になっていないことがよくある。その代表的なチェックポイントについて記載する。 予算確認の […]

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仕掛けづくり
既存業者からの変更

病院と既存業者の関係 検査試薬について、グループ全体で契約している会社に切り替えれば、年間1千万円の費用削減ができるのに、現場の検査技師が既存の会社を優遇したいと言うことがあった。 その病院は赤字で、昨今の費用増で苦しむ […]

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仕掛けづくり
逆ザヤでないチューブへ切替!

逆ザヤとは 先に述べたように医薬品では薬価に対して、交渉で得られた納入価がある。 薬価決定には国でさまざまなルールがあるが薬価がとことん落ちた医薬品は、「不採算品目」と言って薬価に対する補填が行われている。これがメーカー […]

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仕掛けづくり
集約への抵抗対応は、課長の仕事

未切替の発生 グループ病院での方針を定め、ひとつの「標準品」へ集約する際に、現場が切り替えられないと態度を示してくることが当然ある。 たいていは本部から病院へスキームを周知し、メーカーや代理店がその商品をおすすめするとき […]

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