年累計での示し方

単純なことだが、患者数や救急患者数、診療単価など毎月実績が異なるものを年累計、で示すとすごく流れがわかりやすい。紹介患者数や救急もそうだ。

年累計の数値であると12か月分となってしまい、受け取り側の月単位の数値と理解がピンと来なくなってしまうため、年累計の平均、で出すと良い。

2025年4月であれば、2024年5月から2025年4月の年累計の平均、2025年5月であれば、2024年6月から2025年5月の年累計の平均の数値を取っていく。

これを並べていくとグラフはきれいな山となり、増加しているのか減少しているのかトレンドがすぐ分かる。単純に1ヶ月ごとの数値では、イレギュラー値もあるので増えているのか減っているのかの評価が難しい。

紹介患者数や救急患者数は特に、減少している場合には確認が必要なので重要な指標だ。

近隣からの紹介が減っているのはなぜなのか。

救急は要請数や応需率は、同じグラフに載せるとどうなるのか。時間外と時間内に分けるとどうなるか。

年累計の平均でグラフを作る、単純なことだが指標としてわかりやすいことは非常に重要だ。

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